きつい耳閉感と聴力消失が改善した例
2014.5.30
発症後、1ヶ月で来院されたMさん。きつい耳閉感と聴力もかなり落ちており、音割れ、耳鳴りも感じておられました。突発性難聴のすべての症状を持ち合わせていた感じです。
診断的には、腎臓タイプの典型症状でした。2週間のステロイド投与でも、ほとんど変化がなかったようで、かえって投薬中に耳閉感は強くなった感じでした。
治療開始後、2回目で耳鳴りが半減、耳鳴りは5回ほどでほとんど気にならなくなりました。それに伴い、聴力も回復し70dBくらいだったのが5回ほどで40dBほどに回復して来ました。耳鳴りが、かなり聞こえを妨げていた感じでした。
耳閉感は、一番手ごわく10回目くらいで、ようやく緩んできました。耳閉感の改善により、ほぼ、聴力が回復してきました。20回くらいで、ほぼ取れましたが、気圧の変化、寝不足で大きく症状の出方が変わるので、
安定するまでは継続する必要はあります。
かなり、疲労が積み重ねっていて、泌尿器症状も強く、そちらの改善がまず、第一、という感じでした。そちらの症状も加療とともに改善されてきました。(というか、そちらの改善がない場合は、耳にも変化はないことが多いのですが・・・。)
いずれにせよ、全身症状からアプローチすることが、回復を促す本当の大きな要因です。耳だけから耳が悪くなるわけではありません。突発性難聴は、改善する余地の十分ある疾患です。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
診断的には、腎臓タイプの典型症状でした。2週間のステロイド投与でも、ほとんど変化がなかったようで、かえって投薬中に耳閉感は強くなった感じでした。
治療開始後、2回目で耳鳴りが半減、耳鳴りは5回ほどでほとんど気にならなくなりました。それに伴い、聴力も回復し70dBくらいだったのが5回ほどで40dBほどに回復して来ました。耳鳴りが、かなり聞こえを妨げていた感じでした。
耳閉感は、一番手ごわく10回目くらいで、ようやく緩んできました。耳閉感の改善により、ほぼ、聴力が回復してきました。20回くらいで、ほぼ取れましたが、気圧の変化、寝不足で大きく症状の出方が変わるので、
安定するまでは継続する必要はあります。
かなり、疲労が積み重ねっていて、泌尿器症状も強く、そちらの改善がまず、第一、という感じでした。そちらの症状も加療とともに改善されてきました。(というか、そちらの改善がない場合は、耳にも変化はないことが多いのですが・・・。)
いずれにせよ、全身症状からアプローチすることが、回復を促す本当の大きな要因です。耳だけから耳が悪くなるわけではありません。突発性難聴は、改善する余地の十分ある疾患です。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。